項目
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基 準 内 容
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栽培管理の心得
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極力地産地消を心がけ、地場産の有機肥料を使用し、環境などに配慮し農薬などは使用しない。
生産するお米は全て同じ管理のもとに、有機肥料を使用し農薬不使用で生産しているが、認証を受ける団体によって看板設置や書類の提出方法が違うので認証を受ける団体に従い、講習や書類の提出をしなければならない。
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土つくり
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出来るだけ地産地消を心がけ、有機物の完熟堆肥、くず大豆、米ヌカ、おから等を使った自家製発酵肥料、土壌改良資材を使用し、化学合成資材は使用しない。
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種子
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有機栽培圃場で栽培された物を使用することを原則とするが、入手困難な場合は化学合成農薬で処理されていない物を使用する。またその際には遺伝子組み換え種子は使用しない。
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種子の処理
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種子選別はライスグレーダー、侵種は有機JAS適合の昭和酵素処理で行なう
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育苗
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育苗中の病害虫の防除は、農薬は使用せずに床土の調整、温度管理や適切な作期の選択、ネットの使用などによって行なう。
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用水
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用水の汚染が心配される場合がある時は、生産調整やビオトープを兼ねた浄化池等を設けて水質にも気を使う。
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肥培管理
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堆肥や発酵肥料、くず大豆、米ぬかなどの身近に手に入る有機資材を出来るだけ使用し、化学合成された肥料は使用しない。
昨年は夏場の猛暑と秋の天候不順により、散布した米ぬか、くず大豆が上手く分解出来ずに肥料過多となってしまい、秋に害虫被害にあったので適切な散布量を見極め適正に行なう。
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中干し
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ここ数年は収穫期に長雨が続き、収穫時に地盤が軟らかく収穫が困難だった為、抑草効果の深水管理と適時収穫が出来るように、適切な中干しを行い秋の天候不順にも備える。
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病害虫・雑草防除
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@丈夫な苗作りに努め、植付け本数や株数を少なくし、日当たりや風通しをよくする
A雑草の抑草は深水管理と場合によっては除草機を使用する
B病害虫や除草のために、禁止された化学合成資材は使用しない。
C畦畔の除草は草刈り機で行なう。
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その他(別刈り、空散の対応)
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@必要な緩衝地帯が不足している圃場に関しては、不足している部分を別刈り収穫し格下げとしてs−11s−12に記録する。
A空散の際には事前に、実施団体に散布の除外手続きを行い立ち合う。
Bその他認証基準を満たさない事象がおこった場合(洪水、地震などによる他圃場からの土砂の流入などがあった場合)は直ちに認証センターに連絡し認証を取り下げる。
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