玄米・白米の保存方法
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玄米、白米の保存方法〜適切な保存方法が食味低下を防ぎ虫除けに〜
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1.玄米の保存方法
玄米の保存には湿度70%程、温度16℃位が最適なのですが、ご家庭では直射日光を避け、できるだけ涼しい場所での保存をお願いします。その際唐辛子や木炭を入れておくと虫除けにもなります。
また冷蔵庫で保存できる方は、ペットボトルやタッパ等の容器に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存して頂ければ美味しさ長持ちで虫の発生も避けられます。
地域によって多少異なりますが、11月〜5月位までは常温保存でもそれほど気にならないかも知れませんが、梅雨に入り気温と湿度が高くなってくると、食味が悪くなったなと感じることも多くなると思いますので、その時期だけでも上記の保存方法をして頂ければ美味しさを保ったままお召し上がり頂けると思います。
2.白米の保存方法
白米の保存方法も基本的には玄米と同様です。ですが精米したお米は、玄米に比べて味の変化が顕著に表れます。
精米直後から酸化が始まり風味も水分量も日々変化し低下していきます。野菜等と比べると見た目には、変化がないので、野菜等の保存には気を使う方でもお米は買ってきた袋のまま常温放置という方も多いのではないでしょうか。
白米も出来れば密閉容器等に入れなるべく酸化しないような保存方法で保存してなるべく早めにお召し上がり下さい。白米は暖かくなると玄米以上に虫がわきやすくなりますので、お米の保存容器はこまめに掃除して下さい。
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『おむすび』と『おにぎり』
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美味しいコシヒカリで作るおにぎり、これがまた格別。私も子供の頃、母親に作ってもらい運動会・登山や釣りに行って食べたおにぎりの美味しさを今でも忘れられません。
おにぎりってつくってくれた人のぬくもりを感じることの出来る、そんな食べ物だと思いませんか?簡単だけど心に残る、身近だけど意外と知らない、そんなおにぎりの豆知識です。
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『おにぎり』と『おむすび』何が違うの?
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素朴な疑問で「おむすび」と「おにぎり」の違いはあるのでしょうか?形?大きさ?のりの有無?それとも地方によっての呼び方なんでしょうか?
一般的に東日本では「おむすび」、西日本で「おにぎり」と呼ばれることが多いとも言われているようですが、
「おにぎり」と「おむすび」は言葉の語源が違うようです。
古来より日本人はものには神様が宿ると信じていて、山を神と崇め、その神の力を授かるために米を山型にかたどって食べていたものがいわゆる「おむすび」の始まりなんだそうです。ですから本来は「おむすび」は三角形の形が本来の姿のようです。
また「おにぎり」は後に出来た言葉で、「にぎりめし」の変わった言葉と言われています。普段何気なく食べている身近な「おむすび」「おにぎり」。今度食べる時には言葉の意味と共にかみしめてはいかがでしょうか。
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美味しいおにぎりの作り方
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おにぎりを作るポイント
1.炊きたてのごはんが一番。
2.硬めに炊いて、炊きあがったら熱いうちに握る。茶碗等に一旦とりわけて揺すり、おおまかな形をつくると熱くないですし上手く握れると思います。
3.水を付けた手に天然塩を少量とってすりあわせ、あとは好きな形に握って下さい。
形や大きさ、具等様々ですが、愛情に勝る調味料無しです。
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おにぎりやお弁当に最適のお米
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コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまち等の品種が一般的にあげられますが、米の食味は、米の粘りと食感に大きく左右されます。米はある程度の粘りと、口に含んで喉をとおるときの食感が良くないと美味しいと感じません。
米の粘りは米に70%含まれる「デンプン」で決まります。このデンプンにはアミロースとアミロペクチンの2種類あり、デンプンのアミロースの割合が少ないと粘りが強い米になり、逆にアミロースの割合が多いと粘りが少ない米になります。 コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまち等は、アミロースの数値が17〜23%程含まれこの割合が美味しい割合と言われています。
コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまち等は粘りがあり、炊いた時の光沢もあり、もちもち食感、かめばかむほど旨み甘さが増し、冷めても粘りがあるので、おにぎりやお弁当にも最適と言われています。
ですが生産地・生産者によって同じ品種でも、食味が違いますのでご自分にあった、お米をさがしてみてください。
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