酒米『越淡麗』の有機栽培勉強会
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写真下の方に見える枯れ草等も例年ならとっくに雪の下に隠れてしまっているのですが小雪為にまだ顔を出していました。 |
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100数年ぶりという記録的な降雪量の無い、暖冬の新潟でようやく冬らしい天候になった07/2/2酒米の越淡麗勉強会の為、大きな油揚げや名水百選にも選ばれた「杜々(とど)の森の湧き水」で有名な栃尾の諸橋酒造へ行ってきました。
去年もこの会には参加したのですが、生産者にとっては杜氏の求めている越淡麗はどんな物か杜氏から聞けるということもありますし、越淡麗の生産者同士の交流もできとても有意義な一日となりました。 |
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日本酒は、米を元にして出来ているのは皆さんご存知だと思いますが、酒に雑味を出さずにスッキリ淡麗に仕上げるために、お米をこんなにも削っているなんて知っていましたか?玄米の時と比べてかなり小さくなっていますよね。 |
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杜氏さんの説明を聞きながら一緒に酒蔵や瓶詰め工場を見学し、その後にしぼりたての越乃景虎の原酒を試飲させてもらいました。 |
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高橋杜氏は、今年は今までで経験が無いほどの暖冬でお酒を仕込む時の
温度管理が非常に難しいとおっしゃっていました。 |
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酒蔵の方とは、打って変わってこちらはオートメーション化された瓶詰め工場です。
酒蔵の昔ながらの手作業と瓶詰め工場のギャップにはビックリです。 |
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このお酒がやや黄色っぽい色なのがわかりますか?
これは、しぼり立ての原酒の色なんです。 |
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写真左から 久保さん 高橋杜氏 私(鈴木英明)です。 |
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大吟醸・純米酒等の原酒はどれも風味豊かで本当に美味しかったです。こんなに美味しい日本酒にしてもらえれば生産者としても嬉しいかぎりです。 |
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杜氏 『うまい酒がつくりたい。ただそれだけです』
短い言葉だけど、私はすごく嬉しく感動しました。
こんな杜氏さんにお米を使ってもらえている幸せ、
また同じ思いの生産者に会えて
本当に収穫の多い一日でした |
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新潟県中央部の山々に囲まれた奥深い地に諸橋酒造はあります。越後の名将長尾景虎(後の上杉謙信)が城主であったゆかりの地で、生涯酒をこよなく愛した謙信公の青年武将時代の「景虎」の名をしのび、越乃景虎と名づけたそうです。
越乃景虎は、頑なに品質にこだわり、良質な新潟米を磨き、日本名水百選にも選ばれた「杜々の森の湧水」(超軟水)を仕込み水として、手造りの製法にこだわって日本酒を仕込んでいます。
杜氏の高橋孝一氏は越乃寒梅の石本酒造で頭役として活躍され後、平成3年より諸橋酒造の杜氏として現在も越乃景虎の品質を上げるため日夜情熱を傾けています。
そんな蔵元や杜氏の期待に応えられる品質の良い酒米をお届けする為に、サン・ファームでは本年も一生懸命にお米作りに取り組んでおります。 |
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