有機JAS認証 無農薬有機 自然栽培玄米販売

新潟の自然が育んだ自然栽培コシヒカリ(無肥料、無農薬)。無農薬有機栽培コシヒカリの玄米販売
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2007/4号の現代農業復刊60周年記念号ベストセレクト集に生産行程管理者鈴木茂の写真が掲載されています。
30年程前の鈴木茂



なぜ従来品種コシヒカリをつくり続けるのか

新品種コシヒカリBL(BL米)とは〜戻し交雑育種法による品種改良〜

 平成17年から県内に一斉導入され、現在の新潟産コシヒカリは、ほぼ全量がコシヒカリBL(bl米)となりましたが、サン・ファームでは美味しさへのこだわりとお客様へ正確に情報をお伝えする為に、従来品種のコシヒカリをつくり続けています。

 コシヒカリBLは戻し交雑育種法によって品種改良され、いもち病に強い性質を他の品種から受け継ぎ、新しいコシヒカリとして生まれ変わったのです。

 コシヒカリBLは品種登録の際、従来のコシヒカリとは異なるので別の品種として登録されています。玄米30kg袋の段階では、表示してありますが店頭では銘柄新潟産コシヒカリとして店頭販売されています。

コシヒカリBLの交雑品種

フィリピンPI NO4×コシヒカリ   約5割

新潟早生×コシヒカリ       約2割

ササニシキ×コシヒカリ      約1割

トドロキ早生×コシヒカリ      約2割

従来のコシヒカリ

それでも従来品種コシヒカリにこだわるのはなぜ?

 両者変わらないなら、いもち病に強いBL米の方が良いのではと思いませんか?ですが実際に作っている農家の意見は、『少なくとも従来コシヒカリよりもいもち病には、強いみたいだがもん枯れ病は出やすい様だ(新潟早生の特徴)従来コシヒカリに比べても暑さに強い傾向がありそうだ等など。

 稲の姿は似てはいるけれど、コシヒカリBLは、あくまでも対病性向上の品種改良、その特性が出るのであれば、少なからず味にも影響が出ると思い、従来品種のコシヒカリを当社ではつくり続けております。

新潟県産コシヒカリ

コシヒカリBL(BL米)に頼らなくても大丈夫

 いもち病は、菌の寄生によって起こる病気です。 冷夏年の冷害発生地域や冷涼な中山間地帯で、多くの被害を発生させます。冷夏や長雨の年はとにかく日照量が少なく作物に大きな影響を与えます。

 どうしてそんなに光が大切かと言えば、 植物は光合成で光をエネルギーに変え根から吸収した養分とで身体を作っているからです。

 一般農家では、管理のしやすさから種蒔きや田植の段階、そして生育過程で密植や過繁茂となり、稲は光を十分に浴びられず、根を伸ばせず、弱々しく育ち、病気や害虫の被害にあいやすい稲になってしまうのです。

 私はお米つくりの際に常に稲の気持ちになって考えてみます。自分なら狭くて窮屈な環境で育つよりも、のびのびと育てる環境の方が良いに決まっている。

 そこで光が稲の1本1本まで、届くようにと植え付け株数・本数を一般の半分程度しか植えていません。光を存分に浴びた稲は、伸び伸びとたくましく成長します。強くたくましい稲は防除等をしなくても済みます。

コシヒカリBLへ切り替えない理由

 下記の文章は新潟県農林水産部のホームページより一部抜粋したものですが、皆さんならどう感じますか。

(1)コシヒカリBL導入の経緯
 
 54年から3年連続していもち病の発生により平年作を下回る状況が続き、米主産県として消費者に対し、良質米を安定的に供給する責務を果たすことが大きな課題となっていました。また、いもち病に弱いというコシヒカリの弱点をカバーできれば農薬使用量の減少にもつながることから、昭和61年からコシヒカリBLの育成・開発を開始しました。

その後、平成14年度から毎年度、
@消費者に対しては、県内外で食味調査やアンケート調査を実施
A流通業者には、食味・品質調査や説明会を開催
B生産者に対しては、県内約600カ所(約300ha)に展示ほ場を設置し、実際に見て、食べてもらうなどの取組、十分な準備期間を経て、平成17年に県内一斉導入を行いました。

@コシヒカリBLの特徴
コシヒカリBLは遺伝子組み換えではなく、従来からの育種方法で15年の歳月をかけて育成しました。

コシヒカリBLは、稲の大敵である「いもち病」に強く、農薬を大幅に減らした環境に優しい、より安全・安心な米です。

食味は、(財)日本穀物検定協会が実施している「米の食味ランキング」等で、従来同様「美味しい」と評価されています。

DNA判別で、他県産コシヒカリと区別でき、新潟県産コシヒカリを供給できます。

A「新潟米」運動としての取組
 〜産地間競争に打ち勝つ「売れる米づくり」戦略としての取組〜

消費者から信頼される良質米主産県として、高品質でより安全・安心な米を供給する取組を進めます。

いもち病防除回数の削減による環境保全型農業の実践と生産コスト低減を図っていきます。                (新潟県農林水産部のホームページより抜粋)
 
 コシヒカリBLに切り替える際に、十分な準備期間を経てとありますが実情は全く違います。

 大半の消費者やお米をつくる立場の生産者でさえBL米に切り替わったことを知らない人がいるのです。(08/3/22新潟UXさんで従来コシヒカリに、こだわる生産者としてテレビ放送後に、コシヒカリ生産農家の方から、コシヒカリBLって何だ?って聞かれてビックリしました。)

 またコシヒカリBL導入のメリットである、いもち病防除に対しても生産者の間では、地理や収量目標等の様々な条件で、減らせた人もいれば、そうでない人もいます。

 また同じコシヒカリと言われているのに、なぜ他県産のコシヒカリと区別ができるのか?消費者から信頼される米つくりを目指しているのに、なぜ正確な情報を伝えないのか?など私には納得できないことだらけです。

 県の推進する消費者から信頼される、高品質で安心・安全なお米を供給することが、新潟米ブランドの確立とするならば、今現在私のつくるお米がコシヒカリBLになることはありません。

品種名【ニューコシヒカリ】はどうですか?(ブログ内にも掲載)

平成18年新潟日報『窓』欄投稿記事より

南魚沼市 76歳 歯科医師

出来はまずまず今年のBL米

 湯沢の山地も稲刈りがほとんど終わったようです。今年は我々素人が見てもいい米がたくさん収穫できたように思われます。台風被害も少なく、天候にも恵まれ、生産者も一生懸命頑張った成果だとおもいます。

 私が本欄にBL米のことを投稿してからすごい反響でした。勿論賛否両論で、数社の記者さんとも話が出来たり、生産者の方が四、五人も自作のBL米を『試食してみてくれ』と持参されたりしたものです。それでわが家でも一生懸命上手に炊いて食べてみました。釜までは、変えませんでしたが。

 
そうしたら、作られた場所によっても微妙に違うんです。従来のコシヒカリとは違います。が、そんなにまずいなんて言えないんですが、やはり違う

 
だから名前を『新潟コシヒカリBL』と明瞭にするとか、『ニューコシ』にするとか変えればそれでいいんじゃないかと思います。知人の生産者の方と話していたら『昨年のBLは確かにまずかった。今年はいいですよ』とにこにこしていました。私もようやく各地の友人、知人に新米の発送依頼が終わり、結果に大満足しています。今後の新潟米に栄光あれです。と言う記事が掲載されていました。

お米は日本の主食ですから

 私はコシヒカリBLと言う品種が悪いとは思いません。ですが従来コシヒカリをつくり続けていらっしゃる方よりも、コシヒカリBLをつくられている大半の方が管理し易いというイメージや米価下落から、より収量を求めてしまった結果が食味変化の理由ではないかと考えています。

 農作物は気候風土や生産者が違えば味も変わってきますし、同じ生産者でも田んぼの条件等でも違ってきますから一概に食味の評価はできませんし、コシヒカリBLと従来コシヒカリ、どちらが良いとは言いえません。

 それを決めるのは消費者の皆様だと思っています。ですから消費者の皆様へはより詳しく正確に情報をお伝えすることが必要だと感じています。

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