9月1日。秋の気配が漂い始め稲穂も色つきはじめましたが、無農薬有機栽培の田んぼでは秋の草花(一般的には水田雑草と呼ばれている草達です)達が花真っ盛りです。
一般農家の方が見たら何をのんきなことほざいているんだ!!と言われそうですが、無農薬でつくっていれば、これ位の稲以外の草が生えることは当たり前のことだと思います。
抑草が上手くいった田んぼや上手くいかなかった田んぼでの差はありますが、これが極自然の姿なんです。
それに野の花ってお店に売っている花のような華やかさはありませんが、何だか心が和むような気がしませんか。
先日県認証の田んぼ実地検査の際に、検査員と同行して消費者代表で生協ご利用の女性がいらしたのですが、私の管理する田んぼでオモダカ等の花を見つけて
『私こういう小さく可憐な花大好きです。今まで見てきた田んぼと大分様子が違い驚いてます。』
この言葉を聞いてちょっと救われた気がしました。一般の生産者から見ればある意味管理不行き届きだと、言われかねない私の田んぼですが、こうして良いと言って下さる消費者の方がいると思うともっと頑張らねばとやる気になります。
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